短歌誌「国民文学」今月号(1321号)
月刊の歌誌です。会員たちが詠んだ短歌の作品、批評、先人達の作品鑑賞、コラムなどを掲載しています。その他各地の歌会情報や全国大会のお『知らせなどの情報も。
活字になった自分の作品、仲間達の作品を鑑賞しながら上達のポイントを発見し歌を詠むことの楽しさを学びます。
柵をもて二つに分つ縣界(けんかい)を踏みまたぎたり峠のうへに(碓氷嶺) 『初霜』
御供 平佶
熱湯を注ぐ古梅薬とぞ達者なる日に甲州かたり
耳にするその死にざまの不慮にして惜しまるる人人ごとならず
永井 正子
少年の退(すさ)る拾骨味美ふるへ箸持つ吾を息に見守る
喪主果たし風に伏すとふ子の真面目われは熟寝(うまい)す続きて三夜(みや)を
吉田 直久
並木路のこの樹あの樹に鳥の棲み枝々ごとに声のかしまし
自ら言葉の絶えて静もれば子の失へるを語り出すひと
佐伯雅司
父や母のやうには出来ぬ畑仕事草刈りをして体裁保ちぬ
畑仕事行き届かねば伐根と防草シート貼ることに決む
(抄出 吉田直久)
作品Ⅰ
作品Ⅱ
作品Ⅲ
作品Ⅳ
松村英一の歌(四四九) 川口城司
ながらみ書房 及川隆彦氏追悼文
御供平佶・鶴岡美代子・岡本瑤子・橋本千惠子
第43回「公木忌」研究発表 松村英一「冬の木曽路考察」 松浦彩美 「公木忌」報告 金子公子
春の歌評釈 岡麓 松村英一
鶴岡美代子・本田守
秀歌十五首評 金戸紀美子・鯨井正義・山本美里・藤生徹
年刊歌集一首抄(二) 山本美里・南部涌子・堀家テル子・宗像正江
『千代國一の二百首』 (七) 御供平佶・窪田司郎
間違えやすい文法(六) 窪田司郎
秀歌逍遙㉗松村英一 中井正義
歌壇管見 岡本瑤子
『短歌とデザイン思考』 (24) 吉田直久
昭和覚え書き(54) 御供平佶
歌の師・歌の友 (81) 中野たみ子
ことばにまつわるあれやこれや(30) 齋藤隆彦
私の一首 鯨井正義
「沈思翰藻通信」 №20 吉田三郎
卓上語 鶴岡美代子・古屋はるみ・野田恵美子
作品批評 山本美里・浅野由美子・金戸紀美子・山本美保子
斉藤恵子・石河恭子・橋本外司雄・地井和美
歌壇の歌集
転載歌
歌会報・歌会一覧・国民文学年間予定表
編集室だより・後記
表紙画 池田信一 カット 斉藤恵子・樋森直子